私は去年の暮れから、暫くお休みしていた生け花教室に、又通い始めました。
今は、月に一度ですが、お茶のみ会を兼ねて、楽しんでいます。
「だれでも、どこでも、いつでも、何にでも」生けられるのが、草月の特徴です。趣味といえば、何でも極めると奥が深いですよね。
私は、ほんの趣味程度なので、気楽に楽しむ事にしています。
去年の秋、近所の方の庭から、「あるもの何でも持っていって良いから・・・」と戴いた私の大好きな、紫式部やコスモス・小菊・野ばら等を活けてみました。
- お気に入りの鉄花器(手作り)
戴いた花
花が皆それぞれいい顔して、我が家の近所の方の庭から玄関を華やかにしてくれました。
教室では、毎年 正月花をいけます。
縁起物の花材を使い、私は「新年が 飛躍の年でありますように」と願いを込めて、ストレリチア(極楽鳥花とも言う)を、鳥に見立てて羽をあしらい、飛び立つようなイメージで活けてみました。
- 正月花
皆さんにはどのように見えたでしょうか?
- 1月には
個性的な葉(モンステラ)にこでまり、春の花をあしらい 春のイメージに・・。
- 2月は
桜の花を活け、一足早い花見です。
- 3月は
桃の節句「お雛様」を飾って・・・等々。
四季折々の花を活けますが、花屋さんの花だけではなく、自然に咲いている路地の草花や、山の花木、何でも活けられる事に、魅力を感じています。
花器も、身近にあるコップやお皿でも、なんでも代用できます。我が家の下駄箱の上は・・・
味のりの入っていたガラス瓶に活けました。
寒い時期は、花の持ちもよく、教室で使った花材を使いまわして新たな作品に活けなおしてみたり、最後まで咲かせてあげています。
活け方は、花や花材には表と裏の顔があります。くる〜りと回してみてください。一番綺麗に見えるところが正面です。そこを正面にして活けてあげると、いきいきとした感じに見えると思います。
まずは、形にこだわらずに、活けたい容器に ポン・・・と入れてみてください。きっと素敵な顔を、お花は見せてくれることでしょう。
- 我が家の桜は、葉桜になっていますが、東北の桜はこれからですよね!
2度花見ができるみたいな、得した気分になります。
まだ、お花活けたことのない方、これからいろいろな花が咲き、山も芽吹いてきますね。気になるお花があったら、まずは手に取って、そばにおいてください。
きっと、幸せな気分にしてくれますよ。
お試しあれ・・・笑
病棟 長根でした。