院長より

「これからの感染予防対策について」


2015年05月28日

 寒さが増す冬の頃と違い、朝夜の温度差が10~15℃という著しく変化をする毎日であります。この時季は、ウィルス感染というよりは、普通の風邪症状やアレルギー症状に襲われる傾向にあります。

 母と子の感染予防対策は、冬と同じに警戒していく必要を感じます。

例えば、風疹・麻疹・サイトメガロウィルス・B型肺炎ウィルス・トキソプラズマ感染症などは、妊娠初期から始まって、中期・後期・分娩期・産褥期に母子感染することがあります。

 

      感染予防のため、次のことを実行しましょう。

①妊娠中は家族に、産後は自分にワクチンを接種しましょう。

 ただし、風疹・麻疹・水痘・おたふくかぜはワクチンで予防できますが、妊娠期において本人は接種できません。

 

②手をよく洗いましょう。

 手洗いを感染予防に重要です。特に食事の前やトイレの前後にしっかりと実行しましょう。

 妊婦は、調理時、ガーデニング、ペットの糞尿処理時に手袋を付けましょう。

 

③体液に注意しましょう。

 子供のおむつやペットの糞尿など、唾液や体液の中に細菌・ウィルスが含まれることがありますので、食べ物の口移しは止め、家族で歯ブラシ等の共有は止めましょう。

 

④しっかり加熱した食べ物を摂取しましょう。

 生肉・生ハム・サラミ・チーズなどは控え、生野菜はしっかり洗ってから食べましょう。

 

⑤人混みは避けましょう。

 人が多数いる場所は、食中毒やウィルスによる感染源を有するところがありますので、気を付けましょう。

 

 妊娠中は、母の免疫力を低下させる傾向がありますので、あらゆる感染症に注意を心がけることが最重要となります。

 楽しく憩いのあるマタニティライフをエンジョイして下さい。

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