院長より

「子育て支援フォーラム」


2014年07月26日

 『子育ての応援と0歳児からの虐待防止を目指して』

と題して、子育てフ支援フォーラムに出席して参りました。

 

 現在「予期せぬ妊娠」で出産した子供で、両親が育児をすることが出来ない大部分のケースは、乳児院・児童養護施設で育てられることになり、全国で約4万人が入所しています。

 

 この子供達が、里親制度を利用して里親に預け育てられている数は約4,600人で、全体の約10%でかなり少ないのが現状です。

しかし米国や英国では、約7割の子供が

(1)養育施設

(2)養子縁組里親

(3)専門里親

(4)親族里親

等々を利用しています。

 

 このことは、社会的・経済的・人的な環境の違いを視ますが、結論を引き出すことができません。

 平成23年4月1日~平成24年3月31日までに発生・表面化した児童虐待による死亡85例(99人)を対象に調査致しました。

 心中以外の虐待死の年齢は、0歳が25人(43%)で、0歳~2歳を合わせると39人(67.2%)と大部分を占めています。主たる加害者は、「実母」が33人(56.9%)、「実父」が11人(19.0%)、「実母と実父」が5人(8.6%)でありました。

 

 早急に虐待予防を行うには、医療機関と保健医療機関の情報交換として、青森県妊婦連絡票・青森県妊産婦要指導連絡票を、十分に共有システムとして活躍させる必要があると思われます。

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