私が子供の頃、台所に食べ合わせの悪いものの紙が貼ってありました。
その紙には食品の絵が描いてあり、台所なので、魚を焼いた煙などでセピア色になっていたのを記憶しています。
この食べ合わせ、良く知られているのは「スイカと天ぷら」「うなぎと梅干し」…。
調べたところによると『食べ合わせを一般に広く提起したのは江戸時代の貝原益軒で、書著の「養生訓」に90種類もの同食の戒めを載せている。
当時は冷蔵庫がなく、衛生状態が悪いものを食べて中毒を起こしたり、通常蛋白質の摂取量が少なく、消化吸収の悪い食物繊維の多いものや脂肪の多いものを食べるとすぐに腹痛を起こしたと推定される。
でも、現代は保管のきちんとし、電化製品等の開発が素晴らしいし、何よりも現代人はびくともしない丈夫な体になっている』。
そんなことを考えると“食べ物”っていろいろな角度からみられておもしろいですよね!
この食べ合わせ「キュウリとこんにゃく」「卵とニンニク」「シイタケと天ぷら」などは“あれ!?”と頭をかしげてしまいます~
皆さん、まだまだ寒い日が続きますので、暴飲暴食をしてあまりカロリーを貯め込まないように気をつけましょうね=
苫米地映子より

「スイカと天ぷら」「うなぎと梅干し」…。

2012年01月27日
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