妊娠をすると、周りの方々に「赤ちゃんの分まで食べなさい」と、以前はよくアドバイスされてきました。
ですが、食生活が満たされている現在は「量をたくさん食べる」のではなく、「赤ちゃんに必要な栄養を摂る」という事が大切です。
タンパク質・鉄分・カルシウム・ビタミン類などが増やして欲しい栄養です。
〇タンパク質・・・肉
魚
卵
豆腐(大豆製品)
献立の主菜になる食材です。
〇鉄分・・・レバー
ほうれん草(緑の野菜)
貝類
海藻
かつお(鯖)
献立の副菜になる食材です。 ※レバー・魚は主菜にも含まれます。
〇カルシウム・・・牛乳・乳製品
小魚
大豆製品
小松菜
献立の副菜やおやつになる食材です。
〇ビタミン類・・・緑黄色野菜
淡色野菜
イモ類
果物
献立の副菜やおやつになる食材です。
これらの食材を1食で組み合わせてバランスを整えて下さい。
主菜・・・1食で80g~100gが目安です。
脂肪が多い食材は、油を使いすぎないようにしましょう。
3食、お肉ばかりにならないように、肉・魚・卵・豆腐をバランスよく摂りましょう。
副菜・・・1食に1~2皿食べましょう。
野菜は淡色野菜100~120g、緑黄色野菜40gを目標にして下さい。
おやつ・・・牛乳・乳製品・果物を食べ、お菓子・ジュースはなるべく控えましょう。
主食・・・ご飯・パン・麺類です。
ここは、増やす必要はありません。ご飯+麺や、パン+パスタなどの食べ方は、絶対に止めましょう。
主食+主菜+副菜+副菜+1日1回汁物
このバランスで1食を考え、いろいろな食材を組み合わせて、「赤ちゃんに必要な栄養」をしっかり補ってください。