栄養士より

『糖質=炭水化物?!』


2017年08月28日

 「糖質OFF」 「糖質フリー」という言葉が一般的になってきた近年ですが、商品のラベルを見るとまだまだ糖質の成分を明記している物は多くありません。

 糖質とは、炭水化物から食物繊維を差し引いた物のことを言います。

糖質は、単糖類・二糖類・多糖類・糖アルコールなどで構成される栄養素です。

 

      【体内吸収】    【血糖値】   【インスリン量】

多糖類    早い     急上昇    多量に必要    

(ブドウ糖・果糖)

二糖類    早い     急上昇    多量に必要

(砂糖・乳糖・麦芽糖)

多糖類    ゆっくり   ゆるやかに上昇  少なめ

(でんぷん・グリコーゲン・デキストリン)

糖アルコール  ゆっくり  ほぼ上げない  あまり必要としない 

(エリスリトール・アセスルファムK)

 

 糖質の種類によって体内吸収の時間が違うため、それぞれの特徴をうまく生活に活かせると良いですね。

例えば、安定した長時間の作業・勉強・持久走には多糖類のでんぷんを多く含む米・麺類・芋類などを。

短時間で集中したい作業、プレゼン・短距離走などには単糖・多糖類の砂糖を多く含むチョコ・飴や果物を。

 

 さて、糖質の量が明記されていない時には目安としての計算方法として

    炭水化物量(g) - 食物繊維量(g) ≒ 糖質量(g)

これを参考にして下さい。

 

 お菓子類などは、あまり食物繊維を多く含んでいない物が多いので、「炭水化物」=「糖質」

と置き換えて考えて下さい。

 

 糖質は身体を動かすガソリンです。

ガソリンがなければ車が動かないように、私達のカラダは糖質がなければ脳の思考能力が低下したり、集中力が切れたりとさまざまな不調をきたします。

 過度な制限、過度な摂取にならないようにしましょう。

 糖質の一日に必要な量は、個々の生活活動により異なるのですが、必要最低量は100gを推定しています。

また、多くても一日260g以下に抑えましょう。

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